方針と手順
多岐にわたる方針でビジネスのあらゆる面をカバーする当社が最優先で取り組むのは、社会に責任を持つビジネス慣行という原則を守ること、そして社員やお客様、サプライヤー、ステークホルダー、コミュニティなど、当社の活動が影響を及ぼす全ての方々の利益を尊重することです。このセクションでは、カギとなる社員の権利とそれを規定する方針を網羅する文書をダウンロードすることができます。詳しい情報をお求めの方やご質問がある方は、当社人事部へご連絡ください。
クローダインターナショナルはいかなる形であれ不正行為に対しゼロ・トレランス方針を採っています。 行動規範に定められているように、当社はそのビジネスの誠実性について最も高い基準を守ることに全力で取り組んでおり、責任のある形で事業運営すること、そして当社の倫理・不正防止プログラムを社員に伝えることを徹底させています。責任のある倫理的なビジネス行動に対する当社のコミットメントとして、クローダは2021年6月に国連グローバル・コンパクトに署名しました。
当社の倫理・不正防止プログラムは、社員が共通の価値観に基づいて生きることや責任のある判断をすることを導き、支援するものです。 またこれにより、当社社員は自分たちに期待されることを理解することができ、また彼らが疑問を尋ね、問題や懸念を提起できると思えるような環境も醸成されます。
当社のプログラムは、第三者のデュー・ディリジェンス手順によるなど、カギとなるグループ方針やプロセスを通じて組み込まれています。また社内外の監督や保証を受けています。さらに当社は継続的にプログラムの改善を進める監視・審査サイクルを整えており、新しく発生するリスクに対応してこれを軽減します。また重要業績評価指標(KPI)を利用して倫理・不正防止のリスクや諸活動を継続的に監視しています。
当社の行動規範はクローダの倫理とコンプライアンスの中心に置かれています。 当社の行動規範および倫理・不正防止の方針や手順は、グループ全体へのコミュニケーションやトレーニングプログラム、これに関連するガイダンスを通じてスタッフに伝えられます。
2016年、クローダはこの倫理・不正防止プログラムの刷新に着手しました。これにはプログラムの見直しを社外アドバイザーに委任することなども含まれました。その後当社は2か年連続のアクションプランを採用し、このプログラムの継続的強化をさらに進めることになりました。
倫理・不正防止プログラムの最終的な責任を有するのは取締役会となります。
贈収賄・汚職防止に関する声明
倫理・腐敗防止コンプライアンス
クローダは世界中で誠実かつ清廉にビジネスを行うことに全力で取り組んでいます。 当社はあらゆるビジネス取引において倫理的に行動します。 当社がビジネスを行う各国の法律を遵守します。 これらは当社のあらゆる社員や代理業者、販売代理店、その他当社の代わりに行動するよう委託する第三者に求める基準です。
どんな組織も事態が悪化するというリスクに時々直面します。 風通しがよく説明責任を果たす文化を採用することで、当社はそうした基準の不履行を防ぎ、それが生じたときには失敗を是正することができます。 当社はクローダと結び付く不正行為の疑いに関係するどのような情報でもどなたからの報告もお待ちします。 こうした報告には次のような事柄が含まれます:
- 犯罪活動
- 法的または職務上の義務の不履行
- 誤判
- 健康や安全に対する危機
- 環境へのダメージ
- 賄賂
- 金融上の詐欺または不始末
- 社内方針や手順の不履行
- 当社の評判や財務健全性に損害を与えると思われる行為
- 許可されていない機密情報の公開
- 上記の事案に対する意図的隠蔽
懸念を報告する方法
社員の場合
社員の場合は、懸念をラインマネジャーと提起して頂きたいと思います。 それができない場合や問題がもっと深刻である場合、社員は会社のイントラネット上にある内部通報方針を参照し、以下のひとつに連絡をとって懸念を提起することを検討する必要があります:
- グループ法律顧問と会社秘書役、または執行委員会のその他のメンバー
- 最高経営責任者
- グループ財務取締役
- グループ人事取締役
- 報告ライン/ポータルの「クローダ・スピークアップ」
クローダ以外の方々の場合
当社は社外の方々からの不正行為の報告もお待ちします。 当社は現地法の範囲内で個人が誰でも極秘に情報を共有するための安全な場を提供するため、ウェブポータルを構築しています。 これにより、「内部情報」を報告するため匿名でウェブを使ってアクセスすることができます。様々な言語での利用が可能で、http://croda.ethicspoint.comからアクセスすることができます。
報告された懸念事項をどう扱うか
社員や第三者からの報告は全て独立した専門のエキスパートが取り扱います。 懸念事項が善意で提起されたものである場合、結果としていかなる形の不利益や報復も被るリスクはありません。ただし、このポータルを虚偽や中傷の言葉や情報を故意に提出するために用いてはなりません。このような性質の不適切な提出は、会社の方針や民法、刑法に基づき、厳罰を持って処する可能性があります。
内部通報による報告手順
クローダインターナショナルは機会均等雇用を行っています。 全ての社員、就職希望者、お客様、サプライヤーをその性別や性的志向、未婚・既婚の別、人種、肌の色、国籍、民族または出身国、宗教、年齢、障害を問わず公平に等しく扱うことが当社の方針です。 さらに当社では正当な理由なく、上記のいずれかを根拠として個人に不利益をもたらしうる要求や条件を一切課したりしないことを保証します。
当社は差別がないこと、および職場の多様性に向けて積極的な姿勢や方針を促進することの両方の保証に全力で取り組んでいます。
この方針は採用や選考、給与や給付を含む雇用条件、コミュニケーション、トレーニング、昇進、異動、その他雇用のあらゆる側面に適用します。 さらに供給契約やマーケティング/セールス活動にも当てはまります。 当社はその手順や選考基準を定期的に見直し、個人が個々の妥当な能力や長所によって選考、昇進、あるいは処遇されるよう保証します。
当社はこの方針の実施、およびこの方針が現在、また今後も引き続き十分有効であるよう保証するアクションプログラムに全力で取り組んでいます。 この方針の全体的責任は本社取締役会にありますが、機会均等に対するいかなる障壁も取り除けるよう、スタッフ全員がこの方針を遵守し、その目的に沿って行動するよう求められます。 社員によるいかなる差別行為も、あるいは方針の条件遵守に対するいかなる不履行も、懲戒処分となります。
上記記載のいずれかを根拠に良くない扱いを受けたと考える社員や就職希望者の方は、グループ人事マネジャーへご連絡いただき、当社の苦情処理手順を用いる場合の助言を受けてください。
このセクション内では、社員の主な権利やクローダでその基準を示す方針についていくつか概説する数々のPDF文書をご利用いただけます。PDF文書にはAdobe Readerの最新ソフトウェアが必要で、 http://get.adobe.com/uk/reader/からダウンロードすることができます。さらに詳しい情報をお求めの方や、こちらでダウンロードして入手できる方針についてご質問がある方は、お問い合わせフォームを用いて当社人材部へご連絡ください。