当社の戦略
持続可能性 + イノベーション = 成長
過去18か月間、当社はコンシューマーケアとライフサイエンスに特化した企業への移行を進めるため、当社戦略のカギとなる要素を加速させてきました。これらの市場にわたり、持続可能性にイノベーションを併せることが当社の将来の成長の原動力となると思われます。当社はお客様やサプライヤーと連携して活動し、「Smart science to improve lives™(生活を豊かにするスマートサイエンス)」を活用するという「当社のパーパス(存在目的)」を果たすための実行を重視しています。2021 Annual Report
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Croda 2022 非財務データレポート
世界を変える、クローダの戦略
持続可能性
当社ビジネスを「当社のパーパス(存在目的)」と一致させ、お客様が持続可能な成分へ移行するのを加速させることです。
クローダ
- 科学的根拠に基づく検証された1.5℃目標
- 当社の拠点に対する脱炭素化ロードマップの実施;必要な資本的支出の定量化
- 当社の重要課題や気候関連のリスクと機会に対する定期的再評価の実施
- より多くの生活を恒常的に豊かにするため、クローダ財団を設立
コンシューマーケア
- プレミアム市場における新たな持続可能性ソリューションのプロバイダーとして、コンシューマーケアを設立
- より多くの天然原材料への移行を加速させるため、アルバン・ミュラー(Alban Muller)を買収
- ホームケアやパーソナルケアの製品の石油化学系界面活性剤に代わるバイオベースのECOレンジを販売
ライフサイエンス
- クロップケアのお客様が抱える持続可能性の課題に対し、低炭素でバイオベースかつ生物分解性の送達システムで対応
- 当社が取り組んでいる世界保健機構(WHO)のワクチンプロジェクト数を倍以上に増やし、世界保健機構(WHO)が優先する24疾病のうち15疾病のワクチンを支援
イノベーション
当社ビジネスの生命線として、販売しているNPP(New and Patented Products:新製品および特許取得済み製品)の割合を高めようとしています。
クローダ
- 当社のイノベーションセンターおよびオープンイノベーションのパートナーらによるネットワークを強化
- バイオテクノロジーのプロセス設計と最適化のための新たなセンターを設立
- ナレッジマネジメントのためのAIやデータマイニングなど、当社ビジネスモデルの全分野にわたりデジタルへ投資
コンシューマーケア
- より持続可能な成分の開発のため、化学に加えてバイオテクノロジーを利用
- 「美容有効成分」における当社の「植物細胞培養」の能力を強化
- より知識集約型に:全売り上げの割合として44%がNPP(2020年:38%)
ライフサイエンス
- 生物製剤をベースにした次世代の持続可能なクロップケア送達システムを開発
- 150を超えるCOVID-19用途への取り組み
- 新規のお客様130件、新規プログラム250件を確保、その2/3は新型コロナウイルス感染症以外の用途
- より知識集約型に:全売り上げの割合として48%がNPP(2020年:27%)
クローダのグループ戦略
クローダのグループ戦略は、各事業部の戦略と戦略的に優先すべき事項によって立てられています。
各事業部の戦略
コンシューマーケア:持続可能な原料のための革新フォーミュレーション能力の向上 Iberchemの売上シナジーの実現 |
ライフサイエンス:医薬領域における技術レンジの拡大医薬領域全体での事業拡大 作物用生物農薬の開発促進 |
Strategic priorities
急成長するアジア:
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バイオテクノロジーの規模拡大:
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積極的なM&A:
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基本を徹底する:
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2024年第1四半期の売上高に関する最新情報
Croda International Plc(以下「クローダ」または「当グループ」)は、本日、2024年第1四半期(2024年3月31日に終了した3ヵ月間)の売上高に関する最新情報を発表しました。
Croda Pharmaは【インターフェックスWeek 2024 東京】に出展します
Croda Pharmaは【インターフェックスWeek 2024 東京】に出展します。低分子・プロテイン・核酸・ワクチンのドラッグデリバリーとAPI機能最適化の課題解決を加速させる各種医薬品添加剤・脂質・アジュバント・製剤技術サポートをブースでご紹介します。6月28日(金)14:10~技術セミナーも開催します。是非ブースにお越しください。(ブース:42-27)
事業内容
革新的で持続可能な成分の開発と提供は当社のビジネスの中心にあります。これらの成分は完成品のごく小さな割合に過ぎないこともしばしばですが、独自の性能によるメリットを実現することで違いを生み出すのがそうした部分なのです。