イギリスの製造施設のネットゼロへのロードマップ | 「未来の産業」(Industry of the Future)プログラム
当社はイギリス政府ビジネス・エネルギー・産業戦略省の「未来の産業」(Industry of the Future)プログラムの一環として、2050年までのネットゼロ達成のロードマップをいち早く策定した製造施設の1つです。このプログラムの知見は、私たちがすでに社内で策定していた、2030年までに炭素排出量の50%削減を目ざすロードマップと完全に一致しています。
当社は2021年に研究の参加企業に選定され、エンジニアリング会社のアトキンス(Atkins)とのパートナーシップのもと、ロークリフ・ブリッジの施設における2050年までのネットゼロのロードマップを策定しました。ロードマップのベースラインとなるシナリオは、炭素排出量が生産量の増加に応じて増え続けるというもので、これと比較されるのは、2050年までに90%の脱炭素目標が達成されるというシナリオです。目標達成のために各種の高温工程は電化され、最適な技術が選択されるものとみなします。また、製造施設の暖房用の天然ガスを代替するオプションも検討しました。ブルー水素からグリーン水素への切り換えに伴う運用コストと設備投資を、完全電化した場合のそれらと比較するために、イギリス財務省「グリーンブック」のコストデータ予測を使用しました。ネットゼロ達成にかかる経費がこれらのシナリオについて算出されたのは、これが初めてです。
クローダの事例研究(ケーススタディー)
遺伝資源への公平なアクセスと利益配分、生物多様性の保全のために | Brogota Project第3版の制作を支援
当社は第15回生物多様性条約締約国会議(COP15)のサイドイベントを通じ、Brogota Project第3版の制作を支援しました。