アクツオブカインドネス - やさしさを届ける
クローダは新型コロナウイルスの流行に際し、地域で必要とされている活動や寄付などのサポートを従業員が提案する「アクツオブカインドネス」(Acts of kindness)プログラムを、各主要事業所あたり1万ポンドの予算を組んで展開しました。合わせて20万英ポンドの基金を準備。全世界のチームがただちに動き始めて、さまざまな活動や、追加の援助が役立つと思われる集団を推薦しました。
ブラジルではカンピナスのチームが、いくつかの集団を支援したいと希望しました。地域の介護施設にパーソナル衛生用品を寄付すること、貧困地区の住民にフードボックスを配ること、特に弱い立場にある200世帯を助けることなど。
ブラジルのチームはまた、アマゾン雨林地帯のカポトジャリーナ保護区に住む先住民のカヤポ族に、固形石鹸10万個を寄贈しました。手をよく洗うことは新型コロナウイルスの拡散防止に有効ですが、貨幣経済を利用しない部族の人々はなかなか石鹸を手に入れることができません。また、医療が行き届かない奥地にいるため、パンデミックやその他の健康リスクから身を守ることが困難です。
クローダのラテンアメリカにおけるマネージングディレクターのアドリアナ・ノブレは次のように語っています。「こうした問題にチームは心を強く動かされました。一歩を踏み出すことで、環境保護にとても重要な役割を果たしてくれているカヤポ族を始め、そうしたコミュニティの助けになればと考えたのです。」
クローダの事例研究(ケーススタディー)
遺伝資源への公平なアクセスと利益配分、生物多様性の保全のために | Brogota Project第3版の制作を支援
当社は第15回生物多様性条約締約国会議(COP15)のサイドイベントを通じ、Brogota Project第3版の制作を支援しました。